タブレット学習をやめた理由。
こんにちは、ボルケーノめぐです。
小学生男子2人の母をしています。
さて前回の記事で、タブレット学習の良かったところ、悪かったところを書きました。
(母)タブレットは丸付けをしなくてすむので親が楽だから。
(息子)辞めたら勉強についていけなくなるかもしれなくて不安だから。
お互いにやめることに抵抗があったのに、なぜ辞めたのか?
それは、タブレット学習では、長男の苦手な部分は直らない、繰り返し間違えることに気がついたから、です。
タブレットは自動採点です。
なので、間違っていればすぐその場で不正解がわかります。ということは違う答えを選べば正解になります。もちろん、計算問題など数字を入力しなければいけない問題は、答えがでるまで正解にはなりませんが。
なので、選択問題については何も考えなくても間違えたら違うボタンを押していけば答えにたどり着きます。長男は、不正解になると何も考えずボタンを押す、そういうクセがついてしまったのです。
それから、長男にはいくら言っても直らない学習の欠点がありました。
- 問題をよく読まずにすぐ問いに取り掛かる。
- 習字を習ってるのに、勉強のときは字が汚い。
- 答えの見直し、とき直しをしない
- 間違えてイライラしだすとその問題が解けるまで固執する
ちゃんと問題を読まない → 答えを間違えたまま → 見直し・とき直しをしない → 結果不正解になる → イライラしだす。
こんな負のループになってました。
イライラしだすと視野が狭くなり冷静ではいられなくなるので、余計に自分の間違ってる部分を見落としやすくなり、どうしても解けなくなる、すぐイライラする。腹が立つからその問題が解けるまで他をやらない。解けなくて最終的にかんしゃく爆発を起こす。
一度この悩みをタブレット学習の会社のヘルプデスクに相談してみたのですが、タブレット学習といえどなるべく親が隣で一緒にみてあげてください、という回答でした。
でもそもそも、一緒に勉強をみてあげる時、答えが違うよという私の指摘にいちいち怒るから、自動採点のタブレット学習にしたのに・・・。
そしてこの負のループは、小学校の宿題にも起こるようになり、私もどうしていいやらわからず毎日ため息の日々でした。
このままではいけないと思っていましたが、親子でギスギスするしケンカばかり。勉強のことに限らずすぐ母親に怒りを見せる息子に、この子には何を言っても無駄なのかと全てを諦めたくなるほどでした。多分この時が一番、親子の心が離れ離れになっていたときだと思います。
でもある時、親子でタブレット学習を辞めようと相談して決め、4年生の3月を最後に退会しました。そのきっかけは、また別の記事で書きたいと思います。